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【コンタクトレンズには必須!】目薬の安全な使い方とは!?

【コンタクトレンズには必須!】目薬の安全な使い方とは!?

コンタクトレンズを装用すると、目がごろつく、渇きを感じる、という人も多いでしょう。そこで役立つのが目をうるおす「目薬」です。ただし、コンタクトレンズに合う目薬を利用しなければ、逆に目にダメージを与える場合があります。この記事では、コンタクトレンズ利用者向けに、目薬の安全な使い方をご紹介します。一般用の目薬との違いや、目薬利用時の注意点も解説しているので、自分に合う目薬について学んでいきましょう。

2023.07.13

目薬にはコンタクトレンズ用と一般用の2タイプがある

目薬には「コンタクトレンズ用」と「一般用」の2タイプがあります。このとき、購入する目薬を間違えてしまうと、目に悪影響を及ぼす場合もあるので注意が必要です。

まずは目薬の基礎知識として、コンタクトレンズ用と一般用の違いを詳しくご紹介します。目薬の選び方が分からないとお悩みなら、ぜひ参考にしてみてください。

コンタクトレンズ用と一般用の目薬の違い

コンタクトレンズ用と一般用の目薬では、含まれている成分が違います。例えば防腐剤は、目薬ごとに次のような違いがあります。

・コンタクトレンズ用:塩酸ポリヘキサニド
・一般用:ベンザルコニウム塩化物、パラベン類

コンタクトレンズ用に含まれる塩酸ポリヘキサニドは、コンタクトレンズの保水性や形状を維持してくれるのが特徴です。コンタクトレンズの洗浄液や装着薬にも使われているため、コンタクトレンズの機能を失うことなく、目のうるおいを確保できます。

一方、一般用に含まれるベンザルコニウム塩化物、パラベン類は、コンタクトレンズの機能を維持してくれません。つまり、コンタクトレンズ用と一般用では、コンタクトレンズの機能を維持するかどうかが違うのです。目的と異なる目薬を選んでしまうと、さまざまな悪影響が発生するのでご注意ください。

コンタクトレンズを装用して一般用の目薬を使うのはNG

コンタクトレンズを装用した状態で一般の目薬を使った場合、どのような悪影響が出てしまうのでしょうか。特に重要視しなければならない影響は、次のとおりです。

・コンタクトレンズの保水性が失われる
・コンタクトレンズの形状がゆがむ
・コンタクトレンズが変色して見えにくくなる

目薬に使用されている成分は、身体に危険を及ぼさない程度の濃度に抑えています。ただし、コンタクトレンズに対しては別です。
一般用の目薬に含まれる成分の影響でレンズがダメになってしまう場合もあり、見えづらくなるのはもちろん、レンズが傷ついてしまう原因となります。

また、ゆがみや傷が生じたレンズを使うと、眼球自体が傷ついたり充血したりと別の問題を引き起こす可能性があるので、目的に合った目薬を購入してください。

ソフト・ハード・カラコンで適した目薬を使う

コンタクトレンズ用の目薬を購入する際には、ソフト・ハード・カラコンといったコンタクトレンズの種類を考えて選ぶことが大切です。

【コンタクトレンズの種類】
①ソフト
 ・使い捨て:1日/1週間
 ・頻回交換/定期交換:2週間/1ヶ月
 ・従来型:1~2年

②ハード
 ・定期交換:3ヶ月
 ・従来型:2~3年

コンタクトレンズの種類によっては、使われている素材や品質が異なります。中には、専用の目薬でなければ、ゆがみなどの影響が出てしまうものもあるので注意が必要です。
ソフト・ハード・カラコンなどの使用範囲の情報は、商品パッケージに記載されているので、装用しているコンタクトレンズに合う目薬を探してみてください。

コンタクトレンズ利用者必見|目薬の安全な使い方

目薬を購入しようと考えているコンタクトレンズユーザーの方は、事前に目薬の安全な使い方を理解することが大切です。

目薬を利用するポイントを4つ紹介します。レンズや目を傷つけない利用方法を見ていきましょう。

目薬の使用回数を確認しておく

目薬には、使用回数が決められていることをご存じでしょうか。一般的には1日3回程度、多くても5回といわれており、使い過ぎによる副作用を防止するために大切なポイントです。

また、連続で大量に点眼する人もいますが、これも副作用の発生を引き起こす要因となります。目薬は1回1滴を基準とし、使用回数を守って使用してください。

点眼後に瞬きしすぎない

中には何度も瞬きする人もいますが、レンズや眼球を傷つけてしまう場合があるので注意してください。目薬を点眼した際には、目を閉じ、目薬が眼球全体に広がるのを待ちましょう。

目薬には、うるおいを与えるだけでなく、目に付着した汚れを落とす効果があります。何度も瞬きしてしまうと、洗い流そうとしたゴミやホコリが眼球や瞼を傷つけてしまう恐れがあるため、点眼後の過度な瞬きは控えましょう。

目やまつ毛に触れないように点眼する

目薬を点眼する際には、目薬の先が目やまつ毛に触れないように気を付けましょう。眼球やまつ毛にはホコリやゴミが付着している場合もあり、目薬の清潔さを損なう場合があります。

目薬の清潔さを維持する場合には、目から少し離した高さから液を落としてください。

目からあふれた目薬を拭き取る

点眼を行った際、目からあふれ出した目薬は、ティッシュやハンカチなどを利用して拭き取るようにしてください。

目薬の液は、眼球やコンタクトレンズを保護する成分です。ただし、肌に長時間付着させるとアレルギーを引き起こす可能性も、わずかですがあります。あふれてきた目薬はそのまま放置せず、しっかりと拭き取りましょう。

コンタクトレンズ用の目薬を使う注意点

コンタクトレンズ用の目薬を利用するのなら、こちらで紹介する2つのポイントに注意しましょう。コンタクトレンズの維持はもちろん、目の健康を保つために大切なポイントですので、ぜひ参考にしてみてください。

コンタクトレンズ用の目薬はどれを使っても同じではない

コンタクトレンズ用の目薬を購入する際には、事前に目薬の効果や成分表を確認しておきましょう。選ぶ種類によっては、爽快感を与えるもの、保湿を行うものなど、目的が異なるのが特徴です。

目的と異なる目薬を利用しても、正しい効果を得られないのでご注意ください。また、コンタクトレンズの種類によって専用の目薬なども販売されています。市販の目薬だけでも数十種類が提供されているので、購入前に確認してみましょう。

コンタクトレンズを外したら一般用目薬を使う

普段からコンタクトレンズとメガネを使い分けて利用しているのなら、コンタクトレンズ用の目薬と、一般用の目薬の2種類を持っておくと便利です。


基本的に一部のコンタクトレンズ用の目薬を除けば、ほとんどの目薬がコンタクトレンズ装用時と裸眼時に併用できます。ただし、裸眼時に利用した場合にはコンタクトレンズ用の目薬に含まれる防腐剤の効果がありません。

また、目薬の種類によってはコンタクトレンズ用の目薬のほうが高価な場合もあります。もちろんコンタクトレンズ用の目薬だけ利用するのも良いのですが、ライフサイクルコストを抑えたいのなら、できる限りコンタクトレンズ用と一般用の目薬を使い分けましょう。

目薬の選び方が分からないなら薬剤師や眼科に相談しよう

目薬を安全に利用するためには、コンタクトレンズを装用した際に専用の目薬を使うことが大切です。また、目薬を利用する際には、目を傷つけない工夫や清潔感を保つ対策も必要になります。

もし自分に合う目薬が分からないとお悩みなら、まずは眼科や薬剤師に目薬選びの相談をしてみてはいかがでしょうか。自身のコンタクトレンズの種類や目的を伝えることで、ぴったりの目薬を提案してもらえるでしょう。

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