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コンタクトレンズをすると近くが見えない!老眼になる原因と対策も解説

コンタクトレンズをすると近くが見えない!老眼になる原因と対策も解説

コンタクトレンズを使い始めたけれど、近くのものがよく見えないとお悩みではないでしょうか。中には、何が原因なのか分からず、お困りの方もいるはずです。 そこでこの記事では、コンタクトレンズをすると近くが見えない原因について解説します。また、近くが見えない症状が出る「老眼」の対策や、正しいコンタクトレンズの選び方も紹介しているので参考にしてみてください。

2023.08.28

コンタクトレンズで近くが見えないのはなぜ?その2つの原因

コンタクトレンズを装用しているのにも関わらず、スマートフォンや本など、近くのものが見えにくいとお悩みではないでしょうか。また、遠くのものはよく見えるのに、近くのものだとピントが合わないとお悩みの方もいるでしょう。

原因は主に2つあります。まずは、何が原因になっているのか詳しく見ていきましょう。

原因①:コンタクトレンズの度数が合っていない

近くが見えないのは、コンタクトレンズの度数が合っていないことが原因かもしれません。

人間の目は、疲労や強い刺激を受けることによって、少しずつ視力が低下していきます。目を休めない生活を送っている人はもちろん、スマホを長時間利用する人などの多くは、知らぬ間に視力が低下してしまうのです。

コンタクトレンズと視力が合わないと、レンズの調整機能がうまく働かず、視界がぼやけて見えることもあります。そのままの状態を続くと、さらに視力が落ちてしまうので注意してください。

原因②:老眼がはじまっている

遠くのものはよく見える一方、近くのものが見えにくいと感じたのなら、老眼を発症しているのかもしれません。

老眼は、加齢に伴う目の老化現象のことです。中高年を迎えると少しずつ近くものが見えにくくなり、年齢を重ねるにつれて徐々に老眼が進行していきます。

また老眼は、性別を問わず、多くの人が発症する問題です。「外を歩くときは問題ないのに、スマートフォンや新聞を見ると視界がぼやける」といったことにお悩みなら、老眼を疑うのがよいでしょう。

老眼とは?近くが見えなくなるメカニズム

「老眼の症状に当てはまっているかも…」

しかし、老眼のことを理解できていない方も多いのではないでしょうか。続いて老眼かもしれないとお悩みの方向けに、老眼の基礎知識として発症するメカニズムを解説します。

なぜ老眼になるのか、その理由をチェックしてみてください。

また、老眼について詳しく知りたい方は、以下の記事がおすすめです。あわせてご参考ください。

誰しもが当てはまる老視(老眼)について知ろう。

老眼は40代から始まりやすい「老化現象」

老眼とは、40代を迎えた中高年の方たちが発症しやすい「老化現象」のことです。遠くのものは見えるけど、近くのものを見ようとすると、なぜか視界がぼやけてしまうといった症状を引き起こします。

老眼になる主な原因は、加齢に伴い目の中にある「水晶体」がうまく機能しなくなることです。水晶体は特定の距離にあるものを見るため利用するレンズのようなもので、目の筋肉を利用して水晶体の大きさを変えてピントを調整します。しかし、年齢を重ねてくると、目の筋肉が衰えるほか水晶体が硬くなってしまい、うまくピントを調整できなくなるのです。

また、水晶体の調整が必要なのは近くを見るときであり、遠くを見る際にはあまり水晶体の調整が必要ありません。よって、老眼では水晶体の調整が必要となる「近くのもの」が見えにくくなってしまうというわけです。

近視の人は老眼を感じるのが遅い

遠くのものが見えにくくなる「近視」によってコンタクトレンズを装用している人も多いでしょう。実は近視の人は、老眼になるのが遅いとご存じでしょうか。

近視は、もともと遠くのものが見えづらいという性質をもっています。そのため、加齢に伴う視力の低下に対して「近視がひどくなっている」と感じるだけで、老眼だと認識しにくいのが特徴です。近視がひどくなってくると、徐々に近くものすら見えにくくなるため、感覚的にも老眼よりも先に近視の悪化を疑ってしまいます。

近くが見えないときにできる5つの対策

近くが見えないとお悩みなら、こちらで紹介する5つの対策を参考にしてください。複数の解決策があるため、自分に合う方法を見つけてみましょう。

対策①:コンタクトレンズの度数を調整する

視力が低下して近くが見えなくなっているのなら、コンタクトレンズの度数調整を行いましょう。

コンタクトレンズの度数は0.25刻みで用意されているので、自分の視力に合うコンタクトレンズを探し出せるのが特徴です。また、自分の目がどのくらい悪くなっているのか分からないとお悩みなら、まずは眼科で検診を受けるのがよいでしょう。視力検査はもちろん、目の健康状態について詳しく把握できます。

対策②:遠近両用コンタクトレンズに換える

もともとコンタクトレンズを装用しており、それに加えて老眼を感じ始めたのなら、遠近両用コンタクトレンズに交換するのがおすすめです。

遠近両用コンタクトレンズは、名前のとおり、遠視・近視の両方に対応しています。距離を問わず視界を良好に保てるため、コンタクトレンズの装用をそのままに、老眼の問題を解決できるのが魅力です。

ただし、遠近両用コンタクトレンズは、近視用コンタクトレンズと種類が異なります。コンタクトレンズを購入する際にはパッケージに「遠近両用」と記載されているかチェックしてください。

対策③:メガネ|老眼鏡の利用を考える

コンタクトレンズとは別に、メガネを利用している人も多いでしょう。それならぜひ、老眼鏡の利用を検討してみてください。

最近では、おしゃれで使いやすい老眼鏡も多数販売されています。通常のメガネと同じように利用できるため、この機会に購入を検討してみてはいかがでしょうか。

また、コンタクトレンズを利用している人の中には、メガネを併用している人も多いでしょう。コンタクトレンズとメガネの機能がバラついてしまうと、視力が低下しやすくなるので、ともに老眼対応のものに交換するのがおすすめです。

対策④:単焦点コンタクトレンズを利用する

今までコンタクトレンズやメガネを利用したことがなく、急に老眼を発症したのなら、単焦点コンタクトレンズの利用をおすすめします。

単焦点コンタクトレンズとは、遠視のみ、近視のみのように「ひとつの機能」だけをもつレンズのことです。中高年になって初めて目が悪くなり、どういったコンタクトを購入すればよいか分からないとお悩みなら、単焦点コンタクトレンズが最適だと覚えておきましょう。ただし、人によっては知らぬ間に近視を発症しているケースもあるため、まずは眼科を訪問し、検診を受けることをおすすめします。

対策⑤:老眼治療の手術を受ける

もしコンタクトレンズやメガネをつけずに老眼を改善したいなら、次の手術を利用できると覚えておきましょう。

・レーシック:角膜の回復機能を利用して目をよくする手術
・多焦点眼内レンズの挿入:水晶体の代わりにレンズを挿入する手術

それぞれ、ピント調整機能を回復する手術です。レーシック手術の場合は保険適用外となりますが、多焦点眼内レンズの挿入は保険適用されるため、お得に利用できます。ただし、生活に欠かせない視力に関わる手術ですので、コンタクトレンズ・メガネの利用と比較しつつ利用検討してください。

コンタクトレンズで近くが見えないなら自分に合った方法で対策しよう

コンタクトレンズを装用しているのに近くが見えないのは、視力低下や老眼が原因かもしれません。視力が低下しただけならコンタクトレンズの度数調整で対応できますが、老眼の場合はコンタクトレンズの種類やメガネの種類などを変更する必要があります。

初めての老眼でお困りの方も多いと思いますが、解決方法は複数あると覚えておきましょう。もし視力や視界の見え方に違和感があるのなら、まずは眼科に相談することをおすすめします。検診を利用すれば視力や目の状態をすぐにチェックしてもらえるので、時間を見つけて眼科を訪問してみてはいかがでしょうか。

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