プールに入るときにコンタクトレンズはつけたまま入っていいの?
目の健康を守るため、プールではコンタクトレンズを外すのが原則です。 「ゴーグルをすれば大丈夫」「少し顔をつけるだけなら」と安易に考えがちですが、プールの水にはレンズの変形や紛失、さらには深刻な感染症を招くリスクが潜んでいます。 この記事では、コンタクトレンズをつけたままプールに入ることで起こりうる具体的なトラブルや、視力を確保しながら安全に泳ぐための解決策を詳しく解説します。
💡この記事を読めば、大切な目を守りながら快適にプールを楽しむための正しい対処法が分かります。
コンタクトレンズをつけたままプールに入っても大丈夫なの?
目の健康を守るため、コンタクトレンズをつけたままプールに入るのは避けましょう。 プールの水には、コンタクトレンズや目に悪影響を及ぼすリスクが数多く潜んでいるからです。
塩素や雑菌によるトラブルのリスク
プールの水は塩素で消毒されていますが、すべての細菌や病原菌が死滅しているわけではありません。不特定多数が利用するプールの水には、目に見えない雑菌が残存しています。
これらの雑菌や消毒用塩素がレンズに付着すると、角膜の炎症や感染症を引き起こす原因となります。コンタクトレンズは水分を吸収しやすい性質があるため、汚染された水を保持し続けてしまう点に注意が必要です。
ゴーグルでも完全には防げない
「ゴーグルをしていれば大丈夫」と考えがちですが、過信は禁物です。泳いでいる最中にゴーグルの隙間から水が入り込んだり、何かの拍子にゴーグルが外れたりする可能性は十分にあります。
ゴーグルは浸水を完全に遮断するものではないため、レンズを装着したまま水に入る根本的な解決策にはなりません。
コンタクトレンズをつけたままプールに入るとどのようなことが起こる可能性がある?
コンタクトレンズを装着したままの水泳は、レンズの紛失だけでなく、眼球を傷つけたり深刻な感染症を招いたりする恐れがあります。 具体的なトラブルとして、主に以下の3点が挙げられます。
コンタクトレンズが外れて目が傷つく
プールの水が目に入ると、レンズと瞳の間に水が入り込み、レンズが浮いた状態になります。これによりレンズが激しくズレたり、目から外れたりしやすくなります。
ズレたレンズが眼球を直接こすることで、角膜を傷つけるリスクがあります。また、水中で外れたレンズを見つけ出すのは困難です。予備のレンズがない場合、その後の視界が確保できず、思わぬ事故につながる危険性もあります。
コンタクトレンズが変形してしまう
プールの水とコンタクトレンズの「浸透圧」の差によって、レンズが変形や膨張を起こすことがあります。
コンタクトレンズは本来、涙と同じ浸透圧に調整されています。しかし、浸透圧の異なるプールの水に触れると、レンズ内の水分バランスが崩れ、形状が変化してしまいます。変形したレンズは目にフィットせず、角膜を傷つける大きな原因となります。
<浸透圧とは>
濃度の異なる2つの液体が隣り合ったとき、濃度を一定に保とうとして水分が移動する力のことです。
細菌や塩素による感染症・炎症の可能性がある
コンタクトレンズには水分を吸収しやすい性質があり、プールの水に含まれる雑菌や塩素も一緒に取り込んでしまいます。
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・ 塩素の吸着:
レンズに付着した塩素が長時間目に触れることで、角膜に化学的な炎症を引き起こします。
・雑菌の繁殖:
水中に潜むアカントアメーバなどの雑菌がレンズに付着し、重篤な感染症を招くことがあります。
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最悪の場合、視力低下や失明に至るリスクもあるため、衛生面からも装着は推奨されません。
プールに入るときはどうしたらいいの?
プールで視界を確保したい場合は、「度付きのスイミングゴーグル」を使用するのが最も安全な解決策です。 コンタクトレンズを外した状態でも、安全かつ快適に泳ぐための具体的な方法をご紹介します。
度付きスイミングゴーグルの活用
視力の矯正が必要な方には、度付きのゴーグルが最適です。これを使用すれば、コンタクトレンズを装着しなくてもクリアな視界を得られます。
• メリット:レンズの紛失や変形の心配がなく、浸透圧や雑菌による目のトラブルも防げます。
• 購入場所:スポーツ用品店や眼鏡販売店、インターネット通販などで手軽に購入可能です。
やむを得ずコンタクトレンズを使用する場合
どうしてもコンタクトレンズが必要な事情がある場合は、以下の対策を徹底してください。
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1. 「ワンデータイプ」を着用する:使い捨てのワンデータイプであれば、プール後の汚れを気にせずそのまま破棄できます。
2. ゴーグルを併用する:水の侵入を最小限に抑えるため、必ずゴーグルを装着してください。
3. 泳いだ後はすぐに外して目を休める:プールから上がったら、直ちにレンズを外して目を洗いましょう。しばらくは新しいレンズをつけず、裸眼の状態で涙による自浄作用(雑菌を流し出す働き)を促し、目を休ませることが重要です。
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ただし、これらの対策を講じても感染症などのリスクを完全になくすことはできません。目の健康を第一に考えるのであれば、裸眼での利用を強くおすすめします。
まとめ:プールの時はコンタクトを外し、目を守ろう
プールでコンタクトレンズを使用することには、想像以上に多くのリスクが伴います。この記事の重要なポイントを以下にまとめました。
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• 原則として装着はNG:
塩素や雑菌による感染症、レンズの変形、紛失などのトラブルを招く恐れがあります。
•「度付きゴーグル」が最適:
視力を確保しつつ、安全にプールを楽しむための最も推奨される方法です。
• やむを得ない場合はワンデーを:
使用後は即座に破棄し、目を休ませるアフターケアを徹底してください。
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目の健康は一度損なうと取り返しがつかないこともあります。安全な方法を選択して、レジャーや水泳を楽しみましょう。
FAQ(よくある質問)
Q. プールの水が目に入ってしまったら、どうやって洗えばいいですか?
A. 清潔な水道水や、市販の洗眼薬を使用して優しく洗い流してください。 目を洗う際は、まぶたの裏側まで水が届くように意識しつつ、目を強くこすらないことが大切です。また、洗いすぎると涙に含まれる目を保護する成分まで流してしまうため、数十秒程度に留めましょう。
Q.「度付きゴーグル」の度数は、普段のコンタクトと同じでいいですか?
A. 水中の見え方は陸上と異なるため、普段より少し弱めの度数を選ぶのが一般的です。 水の中では物が大きく、近くに見える性質があります。そのため、普段のコンタクトレンズと同じ度数だと「強すぎる」と感じることがあります。購入時は、眼鏡店で相談するか、実際の見え方を確認して選ぶことをおすすめします。
Q. プールから上がった後、目が赤くなっていたらどうすればいいですか?
A. まずはコンタクトレンズを外し、目を休めてください。数時間経っても充血や痛みが引かない場合は、速やかに眼科を受診しましょう。 プールの塩素による一時的な刺激であれば時間とともに治まりますが、雑菌による感染症や角膜の傷が原因である可能性も否定できません。自己判断で市販の目薬を使い続けるのは避け、専門医の診察を受けるのが最も安全です。
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