【眼病のリスクも?】コンタクトレンズをつけたまま昼寝をしてもよい?対処法もご紹介
コンタクトレンズをつけたままの昼寝は、たとえ短時間であっても避けるべきです。睡眠中はまぶたを閉じることで角膜が酸素不足に陥ったり、レンズと角膜の間が乾いてレンズが目に張り付いたりと、重篤な眼病や視力低下を招くリスクがあるからです。大切な目の健康を守り、安全にコンタクトレンズを使用するためのポイントを詳しく解説します。
💡この記事を読めば、以下のことが分かります。
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・昼寝が目に与える具体的な悪影響とリスク
・うっかり寝てしまった時の正しい対処手順
・コンタクトレンズの外し忘れを防ぐための予防策
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コンタクトレンズをつけたままの昼寝はNG
コンタクトレンズを装用したままの昼寝は、目の健康を損なう恐れがあるため避けましょう。数十分の短い仮眠であっても、レンズをつけたまま眠ることで目に過度な負担がかかり、深刻な眼病を招くリスクがあります。目の健康を守るためには、眠る前に必ずレンズを外す習慣を徹底することが大切です。
コンタクトレンズをつけたまま昼寝したときの状態は?
コンタクトレンズをつけたまま眠ると、目の中では「深刻な酸素不足」と「急激な乾燥」が同時に進みます。起きたときに目がゴロゴロしたり、張り付いたように感じたりするのは、目が悲鳴を上げているサインです。
角膜の酸素不足を引き起こす
目の表面にある「角膜」は血管がなく、涙に溶けた空気中の酸素を取り込んで細胞の働きを保っています。睡眠中はまぶたを閉じるため、酸素の供給量は低下し、まぶたの裏の血管からわずかな酸素を受け取るだけになります。
この状態でコンタクトレンズを装用していると、酸素の通り道がさえぎられ、角膜は窒息に近い状態になり、細胞がダメージを受けてしまうのです。
目が乾燥している
睡眠中はまばたきをしないため、涙の分泌量が減少します。起床時は、まばたきがポンプのような役割を果たして目の表面を潤していますが、寝ている間はその機能が止まるため、目は非常に乾きやすい状態です。
さらに、ソフトコンタクトレンズには水分を吸収し、一定の形を保とうとする性質があります。涙が少ない状態でレンズをつけていると、レンズがわずかな涙まで吸い取ってしまい、目の乾燥がさらに進みやすくなります。
コンタクトレンズを装用したまま昼寝するリスク
レンズをつけたままの昼寝は、一時的な違和感だけでなく、目の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。主なリスクは以下の3点です。
角膜に傷がつき感染症の原因になる
睡眠中は涙による潤いが不足するため、目とレンズの間に摩擦が生じ、角膜(目の表面)に細かな傷がつくことがあります。角膜に傷ができると、痛みや充血、視界のかすみを引き起こしたり、傷口から細菌やカビなどの微生物が入り込みやすくなったりします。最悪の場合、重い感染症を引き起こす可能性もあるため注意が必要です。
レンズの張りつきやズレ
目が乾燥すると、コンタクトレンズが角膜に吸い付くように固着することがあります。この状態で無理に外そうとすると、角膜の表面を一緒に剥がしてしまう恐れがあり、非常に危険です。
また、寝ている間も眼球はわずかに動くため、乾燥したレンズが角膜の上でズレて、目を傷つける可能性もあります。ズレたレンズがまぶたの奥側に入り込んだように感じるケースもあり、違和感や痛みの原因になります。
眼病などのトラブル
慢性的な酸素不足は、目のバリア機能を著しく低下させます。通常なら防げるはずのわずかな汚れや細菌にも弱くなり、角膜潰瘍(かくまくかいよう)などの深刻な眼病を発症するリスクが高まります。これらの眼病は、完治しても視力低下や後遺症を残すことがあるため、軽視できません。
コンタクトレンズをつけたまま昼寝したときの対処法
もしコンタクトレンズをつけたまま眠ってしまったら、慌ててすぐに外そうとしてはいけません。以下の手順で、慎重に目をケアしてください。
まずはうるおいを補充する
乾燥した状態でレンズを剥がそうとすると、角膜を傷つける恐れがあります。まずは目を潤すことから始めましょう。
<ゆっくりとまばたきをする>
自然な涙の分泌を促します。
<目薬をさす>
まばたきをしても改善しない場合は、コンタクトレンズ専用の目薬を使用してください。
※この際、水道水で目を洗うのは絶対に避けてください。 水道水に含まれる微生物による感染症リスクが高まるほか、レンズが変形して目に悪影響を及ぼす可能性があります。
清潔な手でコンタクトレンズを外す
目が十分に潤い、レンズが動くことを確認してから、石鹸で洗った清潔な手で取り外します。外した後は適切にケアを行ってください。
<1dayタイプ>
一度外したレンズは再利用せず、必ず破棄して新しいレンズに交換してください。
<2week・1monthタイプ>
洗浄液で丁寧にこすり洗いをしてから、保存液で消毒してください。
また、コンタクトレンズの正しい外し方については以下のページで詳しくお伝えしていますので、併せて参考にしてください。
外れない場合や違和感のある場合は眼科を受診しよう
レンズが目に張り付いてどうしても外れない場合は、無理をせず専門医の診察を受けてください。眼科では目に負担をかけずに取り外し、傷の有無を検査してもらえます。 また、レンズを外した後も「目がゴロゴロする」「痛みがある」「視界がかすむ」といった違和感が続く場合は、角膜に傷がついている可能性があるため、速やかに眼科を受診しましょう。
コンタクトレンズをつけたまま昼寝しないための予防法
「ついうっかり」を防ぐには、意識だけでなく環境や習慣を整えることが効果的です。以下の2つのポイントを実践してみましょう。
家に帰ったらすぐに外す
自宅に帰るとリラックスしてしまい、そのままソファなどで眠ってしまうケースが多く見られます。コンタクトレンズを付けたままの寝落ちを防ぐためには、帰宅して手を洗うタイミングで一緒にレンズも外してしまうのがおすすめです。 手が清潔な状態でスムーズにケアができるため、効率よく安全に目を休ませられます。夜寝る直前までつけるのではなく、早めにメガネに切り替える生活を心がけましょう。
コンタクトレンズのケースを持ち歩く
外出先や移動中に眠気を感じたときのために、保存液を入れたレンズケースと予備のメガネを常に持ち歩きましょう。仮眠を取りたい場合、その場ですぐにレンズを外せれば目のトラブルを防げます。レンズケースが手元にあれば、「外したいけれど保存場所がないから、つけたまま寝るしかない」という状況を回避できます。
昼寝をするときはコンタクトレンズを外そう
コンタクトレンズをつけたままの昼寝は、角膜の酸素不足や深刻な乾燥を招き、大切な目を傷つけるリスクがあります。たとえ短時間の仮眠であっても、目の健康を守るためには「寝る前に外す」ことが大切です。
<外出先や移動中>
ケースを持ち歩き、眠る前に外す。
<帰宅後>
すぐに外してメガネに切り替える。
<もし寝てしまったら>
目薬で潤いを与えてから慎重に外す。
もしレンズが外れない場合や、外した後も痛み・かすみが続く場合は、無理をせず早めに眼科を受診してください。正しいケアを習慣化して、トラブルのないコンタクトライフを送りましょう。
FAQ(よくある質問)
Q. 5分や10分の極めて短い仮眠でも、外さないとダメですか?
A. はい、短時間であっても外すことをおすすめします。時間は短くても、まぶたを閉じることで角膜への酸素供給は一気に低下します。また、短時間のつもりでも熟睡してしまうケースも少なくありません。トラブルを未然に防ぐためにも、「寝るなら外す」を徹底しましょう。
Q. 「連続装用可能」なレンズなら、つけたまま昼寝しても大丈夫ですか?
A. 眼科医から許可が出ている場合に限り、可能とされるケースもあります。ただし、自己判断での装用は避けましょう。
連続装用レンズは高い酸素透過性を持っていますが、目の状態には個人差があります。まずは眼科を受診し、ご自身の目の健康状態や涙の量などを踏まえた上で、適切な装用方法について指示を受けてください。
Q. 昼寝してしまった後、目が赤くなっていなければそのまま使い続けてもいいですか?
A. 見た目に異常が見られなくても、目には知らず知らずのうちに負担がかかっています。1dayタイプのコンタクトレンズは再装用できないため、必ず新しいレンズに交換してください。
2weekタイプなどのレンズは、一度外して十分に洗浄・消毒を行い、目を休ませてから再度装用するようにしましょう。
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