ネット通販でのコンタクトレンズ購入ってどうなの？メリット・デメリットをご紹介！
昨今は実店舗・眼科よりも、手軽にコンタクトレンズを購入できることから「ネット通販」が注目されているのはご存知ですか？今回は、ネット通販でコンタクトレンズを購入する際の、メリット・デメリットをご紹介します。買い方の手順もまとめていますので、ぜひご覧ください！
ネット通販でコンタクトレンズを購入するメリット
①店舗に行かなくても注文が可能
1つ目のメリットは「店舗に行かなくても注文が可能」ということです。眼科や専門店で購入する際には、コンタクトレンズを切らす度に何度も店舗を訪れる必要があります。そのため、近くに店舗や病院がない場合は、来店がおっくうに感じる方も少なくありません。
その点ネット通販はインターネット環境さえあれば、スマートフォンやパソコンから、どこからでも注文・購入が可能です。また、実店舗のように決められた営業時間がないため、24時間いつでも利用できます。そのため、仕事や学校・プライベートが忙しい方にもおすすめです。
②品切れの心配が少ない
2つ目のメリットは「品切れの心配が少ない」ということです。専門店や眼科の場合、店舗に置かれている在庫が限られているため、在庫を切らしてしまうと、再度取り寄せする必要があります。また、コンタクトレンズの種類によっては、店舗に商品を置いていない場合もあり、探すのに手間がかかる点がデメリットです。
その分ネット通販では、倉庫で在庫を一括管理しているため、品切れが起こりにくい点が魅力です。また近くの店舗では取り扱っていない種類も、サイト経由で購入できるため、いつでも欲しいレンズを安心して注文できます。
③定期購入サービスが利用できる
3つ目のメリットは「定期購入サービスが利用できる」ということです。ネット通販は店舗や眼科に比べて、一度に購入できる枚数が多い傾向にあります。そのため、毎日コンタクトレンズを使う人に向けた「定期購入サービス」を展開しているサイトも多い点が魅力です。
「定期購入サービス」は、装用期間に合わせた枚数のコンタクトレンズを、一定期間ごとに購入・配送するサービスのことです。レンズを切らしたり、買い忘れたりするのを防止できます。
また、定期購入サービス利用時のみ使える割引を用意しているサイトもあるため、通常の購入に比べて、お得に購入できる点が魅力です。「何度も購入手続きをするのが面倒」という方にもおすすめできます。
ネット通販でコンタクトレンズを購入するデメリット
①装用時の目の不調に気付きにくい
1つ目のデメリットは「装用時の目の不調に気付きにくい」ということです。ネット通販の場合、医師への事前相談なしでコンタクトレンズが購入できます。しかしその分、目に合わない形状や度数のコンタクトを購入・装用し、目のトラブルが起こってしまうことも少なくありません。
たとえ着けた時に違和感・不快感がなくても、装用中に目にダメージがかかってしまっている場合もあります。そのため、ネット通販で購入したコンタクトレンズを使う際には、3ヶ月に1回は定期検診を受けましょう。
②レンズの試着ができない
2つ目のデメリットは「レンズの試着ができない」ということです。眼科や専門店で購入する際には、購入前に試着し、違和感・不快感がないかどうかをチェックします。しかしネット通販はレンズの試着が不可能であり、商品詳細ページに掲載されている情報から、自分に合うかどうかを決めなければいけません。
そのため、使ったことがないコンタクトレンズを購入する際には、目の状態に合わないものを購入してしまう場合もあります。目に合わないレンズを無理に使っていると、角膜を傷つける可能性もあるため、新しく購入したコンタクトを使う時には、定期的に検診を受けるのがおすすめです。
③購入時に相談ができない
3つ目のデメリットは「購入時に相談ができない」ということです。誰とも会話することなく、手軽にレンズを注文できるのがネット通販の魅力ですが、専門家のアドバイスが聞けないというデメリットもあります。実際に注文する際には、商品の詳細ページに書かれている情報や口コミをもとに、自分で判断しなければなりません。
そのため、それぞれのコンタクトレンズの特徴・魅力が、自分の目の状態に合うものなのかが、判断しにくい場合もあります。「気になるコンタクトレンズがあるけれど、自分の目に合うのか心配」という場合は、購入前にかかりつけの眼科に相談しておくと安心です。
④注文後すぐに受け取れない
4つ目のデメリットは「注文後すぐに受け取れない」ということです。眼科や専門店で購入する場合、支払いと同時に商品を受け取れます。しかし通販サイトで購入した場合、商品を注文してすぐ支払いを済ませても、手に届くまで約2～5日程度かかることがほとんどです。
レンズがなくなってから購入すると、届くまで使えずにストレスを感じることもあります。そのため、使い捨てタイプのレンズを使っている人は特に、レンズの残りの枚数に気を付けて、余裕を持って購入するようにしましょう。「レンズの買い忘れが不安」という方は、定期購入サービスの利用をおすすめします。
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①実店舗にかかる費用がないから
1つ目が「実店舗にかかる費用がないから」という理由です。一般的なコンタクトレンズ専門店の場合、スタッフの人件費やテナントの賃料など、店舗運営にかかる様々な費用が発生するのが特徴です。そのため、運営費用がレンズ自体の価格にも反映されている場合があります。
通販サイトは、専門店のような実店舗を構えずに運営・販売ができるのが特徴です。商品情報や注文時の申し込みなどについても、サイト上に情報を掲載するだけで済むため、少ないスタッフで運営ができます。そのため、眼科や専門店に比べ、運営費用が比較的安く抑えられ、コンタクトレンズも安い値段で提供できるのです。
②レンズの仕入れ費用がおさえられるから
2つ目が「レンズの仕入れ費用がおさえられるから」という理由です。一般的なコンタクトレンズ専門店の場合、各レンズメーカーから店舗へ運送しなければなりません。そのため、コンタクトレンズを実際に販売するまでに、運搬費・梱包費用がかかってしまいます。
その結果、購入時のレンズの価格にはレンズ本体の値段に加えて、諸費用を上乗せされている場合もあるのです。その点通販サイトは、コンタクトレンズを倉庫で一括管理していることが多く、店舗のような運搬費がかかりにくいとされています。
海外メーカーのレンズについても梱包費用を抑えるために、ラベルを貼り替えずに、海外製のパッケージで配送する場合もあります。販売までにかかるコストを削減することで、通常の販売店よりも安い値段でお得に購入できるのです。
③お得なネット通販限定クーポン・割引券の利用ができるから
3つ目が「お得な通販限定クーポン・割引券の利用ができるから」という理由です。通販サイトのなかには、webクーポンや割引券などの割引サービスを展開しているサイトも多くあります。ブランド・期間限定で使える場合もあるため、これまで気になっていたブランドのコンタクトレンズをより安く購入できるのです。
ネット通販でコンタクトレンズを購入するのに処方箋は必要？
無いと購入できないという決まりはない
ネット通販のなかには、処方箋を用意しなくても、コンタクトレンズの購入ができるサイトも存在しています。しかし処方箋には視力や度数だけでなく、眼球の形状・レンズの状態など、目に関する詳細な情報が掲載されているため、購入の際に大変便利です。
事前に眼科から発行してもらった処方箋を用意しておくことで、より自分の目の状態に合ったコンタクトレンズを選びやすくなります。目の形状・状態に合わないものを使っていると、炎症を引き起こしてしまう可能性があるため注意が必要です。目のトラブルを避けるためにも、処方箋は用意しておきましょう。
目のトラブルが起きた時にも対処してもらいやすい
同じコンタクトレンズであっても、使う人によって使用感は少しずつ違います。そのため、一見問題がないように思えるレンズであっても、実際に装用した時にトラブルが起きてしまうことも少なくありません。
しかし事前に処方箋を用意しておくことで、発行してもらった眼科で迅速に相談・対応してもらえます。そのため、万が一目のトラブルが起きた場合にも安心です。
ネット通販でコンタクトレンズの買い方の流れ
①あらかじめ眼科を受診する
最初に、かかりつけの眼科を受診しましょう。コンタクトレンズを購入するにしても、まずは自分の目の形状や状態・度数を知らないと、自分に合ったレンズが選べません。そのため、近くの眼科で検診をうける必要があります。
検診は以下のような流れで行われ、約1～2時間かかることが一般的ですが、目の状態によっては検査・装用テストに時間がかかる場合もあります。またコンタクトレンズを使う際に心配なこと・分からないことがあったら、必ず検診時に医師へ相談しておきましょう。
- 【問診】病院の待合室にて配布される「問診票」に、目の状態・コンタクトレンズの装用理由などを記入します。
- 【検査】度数を調べる「屈折検査」をはじめ、専門機器を使って目の表面の形状・視力などを調べます。
- 【レンズの度数調整】病院内にあるトライアル用のレンズを使い、自分に合う度数のレンズを決定します。
- 【使い方の説明】日常生活でコンタクトレンズを使う時の装用方法や外し方、諸注意などを教わります。
- 【支払い・処方箋発行】検査料金を支払います。支払いができたら、受付で処方箋を受けとります。
②購入したいコンタクトレンズを選択する
次に通販サイトにアクセスして、購入したいコンタクトレンズを選択します。各商品ページには、レンズの特徴や口コミ・素材などの詳細な情報が掲載されていますので、様々なレンズを比較することが大切です。
また同じブランドであっても、レンズの種類・枚数ごとに商品ページが設けられている場合もあるため、間違って購入しないように注意してください。
コンタクトに慣れてきて、どんなコンタクトを選べば良いかわからないと感じている方にはこちらのコンタクトの選び方の記事も参考にしてみてください。
③必要データを入力する
最後に、購入画面から必要データを入力します。配送先の住所や購入者名だけでなく、処方箋や診断書に記載されているPWR（度数）・BC（ベースカーブ）などの数値を記入しましょう。
コンタクトレンズの種類や装用期間によって、入力する情報が少しずつ異なる場合があります。入力内容に間違いがないかを確認したら注文を完了し、支払いを済ませましょう。
安心してネット通販でコンタクトレンズを購入しよう！
現在、通販でコンタクトレンズが手軽に注文できますが、処方箋を用意しておくことで、より安心して購入できるようになります。通販でコンタクトレンズを買うのが不安という方は、今回ご紹介したメリット・デメリットを参考にしてみましょう。
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