Category カテゴリーから探す

  1. Home
  2. >
  3. ワンデーアキュビューモイ...
ワンデーアキュビューモイストマルチフォーカルの魅力にせまる

ワンデーアキュビューモイストマルチフォーカルの魅力にせまる

「ワンデーアキュビューモイスト」は、コンタクトレンズを利用していない方でも、一度は耳にしたことのある商品名ではないでしょうか?ジョンソン&ジョンソン社が製造しているワンデータイプのコンタクトレンズで、非常に人気の高い商品です。 今日ご紹介するのは、マルチフォーカル(遠近両用)コンタクトレンズの中でも人気商品の「ワンデーアキュビューモイスト」のマルチフォーカルです。

2023.06.16

※マルチフォーカルとは、1枚のコンタクトレンズの中に、近くのものを見るための度数と、遠くのものを見るための様々な度数が配置されている「遠近両用コンタクトレンズ」を意味します。

どのような症状の方がマルチフォーカル(遠近両用)を使った方が良いのか?

「通常の近視用のコンタクトレンズをしているが、スマホの文字が読みにくくなってきた」
「スマホの画面が見えにくいので、ついつい手を伸ばしてスマホを目から遠ざけてみてしまう」
「手元の細かい文字を見る時にピントが合うまで時間がかかってしまう」

このような状況があるとすると、老眼の症状かもしれません。

そもそも老眼とは、加齢が原因でモノを見る時の目のピントの調節力が下がってしまい、近くの文字やモノが見えにくくなる症状のことです。

近くを見る時に、人は目の中の水晶体を厚くし、目に入ってくる光を屈折させピントを合わせています。
しかし、加齢により水晶体がかたくなってくることで、ピントを合わせる調整力が下がってきてしまい、上記症状が出てきてしまうということになります。
一般的には、40歳を過ぎたころから老眼の症状を感じ始める人が多いと言われています。

遠近両用コンタクトレンズのない一昔前は、老眼が始まると老眼鏡を使うという方も多かったかと思います。しかし、老眼鏡のつけ外しが面倒だったり、持ち歩く必要があったりという不便さがあります。

その点、マルチフォーカル(遠近両用)のコンタクトレンズは、1つのコンタクトレンズの中に、近くを見る度数と遠くを見る度数の両方を配置することで、近くも遠くも見えやすくなります。装用すれば1日中快適ですし、持ち運ぶ手間もありません。
老眼が気になっている方には、うってつけの商品と言えるかと思います。

ワンデーアキュビューモイストマルチフォーカルのレンズスペック

次に、レンズスペックについてご紹介します。


・装用タイプ

装用タイプは、「ワンデー」の名の通り1日使い捨てコンタクトレンズとなります。
1日使い終わったら必ず捨てましょう。くれぐれも複数日の装用はしないよう、ご注意ください。

・レンズの直径とベースカーブ

レンズの直径は14.3mmで、ベースカーブは8.4mmです。

ベースカーブとは、レンズの曲がり具合を示したもので、mm単位で表記されます。ECサイト上やパッケージの表記上、「BC」とも表記されています。

目は丸みを帯びた形状になっていますので、コンタクトレンズもその目の形状に合うようにカーブしています。目の曲がり具合は個人差があるため、それぞれの目にしっかりとフィットできるように、コンタクトレンズの曲がり具合にも種類があります。ベースカーブの数値が大きいとカーブは緩やかで、数値が小さいとカーブがきつくなります。
ベースカーブは、初めてコンタクトレンズをご利用する際に眼科で検査していると思いますので、眼科から指示のあった数値のものをお使いください。

ちなみに、ベースカーブが自分に合っていないと、以下のような症状が起きる可能性がありますので、もし以下のような症状が出ている場合はきちんと眼科で調べてもらったうえで、正しいベースカーブのコンタクトレンズを装用しましょう。
✓目に異物感を感じ、目がゴロゴロする
✓目に張り付いた感覚がある
✓コンタクトレンズが目の中でズレたり、外れたりする
✓目が充血する

・パワー(度数)

パワー(度数)は、球面度数が+5.00 ~ -9.00(0.25ステップ)、加入度数が、Low:+0.75D ~ +1.25D、Mid:+1.50D ~ +1.75D、High:+2.00D ~ +2.50Dとなります。

「加入度数」というレンズスペックは、遠近両用コンタクトレンズならではのもので、遠くを見るための度数と近くを見るための度数の差のことを表します。加入度数の数値が大きくなればなるほど、遠くと近くの差が大きいということになります。

加入度数は、ほとんどの製品で「ADD」という表記になっております。ADDとは英語のaddition(アディション)の頭文字を取った用語で、「追加」「足す」という意味ですね。

遠近両用コンタクトレンズは、遠くを見るための度数と、近くを見るための度数を調節することで、遠くも近くも見えやすくするというコンタクトレンズです。
遠くを見る時の度数に対して、近くを見る時にどのくらいの度数をADD(足す)か、という点が加入度数になります。

加入度数に関して、初めから強い度数を入れてしまうと、遠くを見る時と近くを見る時の度数のギャップが大きくなり、慣れにくくなると言われています。
ですので、遠近両用コンタクトレンズの加入度数は弱いものから始めて、老眼の進行状況に合わせ、徐々に加入度数を上げていくという方法がおすすめです。

いずれにしても、眼科できちんと検査をしたうえで、適切な加入度数のコンタクトレンズを購入しましょう。

・酸素透過率(Dk/L値)

酸素透過率(Dk/L値)は33.3となります。
酸素透過率は、コンタクトレンズ装用時に、酸素がどのくらい目に届くかを数値化した指標となります。
目の健康のために必要と言われる酸素透過率は、24.1以上が目安とされています。

・含水率

含水率は58%ですので、区分で言うと「高含水」のコンタクトレンズとなります。
高含水のコンタクトレンズはレンズ自体に水分を多く含んでいるので柔らかく、つけ心地が良く感じます。
ただその一方で、コンタクトレンズに元々含まれる水分が多いため、蒸発して失ってしまう水分も多くなります。失った水分は涙で補うため、特に長時間装用していると、目の乾きを感じやすくなるという特徴があります。
※装用感には個人差があります。

・UVカット機能

UVカット機能も入っており、紫外線B波を約97%以上、A波を約81%以上カットします。
UVカットのコンタクトレンズには、紫外線吸収剤が配合されています。目に有害とされている、地表に届く紫外線B波とA波をカットしてくれて、目の健康をサポートしてくれるというわけですね。

・レンズマーク

レンズには“123”マークが入っているため、レンズの表裏を間違えにくいです。
コンタクトレンズを装用する時に、表と裏が分からなくなることってありますよね?表と裏を逆につけてしまって、目がゴロゴロしたり、目が痛くなったりという経験のある方もいらっしゃるかと思います。
その点ワンデーアキュビューモイストは、表裏を判別しやすくするために、レンズに“123”マークが入っています。レンズを指に乗せた時にきちんと数字が“123”と読めれば表だと判断できるので、表裏を間違えずに装用することが可能です。

ワンデーアキュビューモイストマルチフォーカルの特徴

ワンデーアキュビューモイストマルチフォーカルは、以下のような特徴があげられます。

・171パターンから選ぶ、ぴったりなレンズ~瞳孔の大きさに合わせた光学部設計~
瞳孔の大きさは、年齢や目の状態によって個人差があるうえ、年を重ねると共に小さく変化していきます。
ワンデーアキュビューモイストマルチフォーカルは、なんと171パターンものレンズ設計を用意しており、それぞれの瞳孔の大きさに合ったレンズを選べるため、近くも遠くも自然な見えやすさを実現しています。
※見え方には個人差があります。

・保湿成分でうるおいキープ
目にうるおいを与える涙は、年を重ねるごとに減少していきます。
こちらの製品のレンズの中には、保湿成分PVP(ポリビニルピロリドン)が配合されており、レンズ内に閉じ込めた保湿成分が1日中レンズを保湿します。
そのため、うるおいのクッションのような、快適でやさしいつけ心地が続きます。

・薄くてやわらか
水分を多く含んだとてもやわらかなレンズ素材でできているので、目に自然になじみ、つけ心地の良さを実現しています。
また、レンズエッジが薄いため、まぶたとレンズの間に生じる摩擦が減り、目の違和感を低減します。

ワンデーアキュビューモイストマルチフォーカルをご購入いただいたお客様のレビュー

「レンズが薄くて付け心地は凄く良いです。
うるおいもあります。
外す時が少し外し難い気がします。」

「以前よりコンタクトを使用していますが、年と共に小さな文字が見えづらくなり、
その都度拡大鏡を使用していました。遠近両用を使用して、その不自由さがなくなりました。
大変に良かったです。」

「初めて使ったのにつけてて何も違和感ありません。」

「初めて使ってみました。コンタクトなので、老眼鏡をかけるほどクリアではないのは仕方がないと思います。
遠目もまあまあ、手元もまあまあって感じで☆3つにしました。」

レンズアップルではお客様よりご購入いただいた商品に対するレビューを数多く投稿いただいております。

ワンデーアキュビューモイストマルチフォーカルをご購入いただいているお客様からも、複数のレビューをいただいておりますので、ご購入の際の参考にしていただければと思います。

ご満足いただいている方も多いですが、中には遠くが見えにくくなったという声もあります。
遠近両用コンタクトレンズは、遠くも近くも見える便利なものですが、1つの度数のみが入ったレンズに比べるとはっきり見えにくいという特徴があります。また、遠近両用コンタクトレンズへの慣れや、その日の目のコンディションなどに原因がある可能性もあります。
老眼で近くが見えにくくなってきたという方は、どの程度の加入度数なら近くも遠くも見えやすくなるのか知るため、きちんと眼科で検査をすることをおすすめします。

おわりに

本記事では、ジョンソン&ジョンソン社の製品「ワンデーアキュビューモイストマルチフォーカル」をご紹介させていただきました。

遠近両用コンタクトレンズということで、近視用コンタクトレンズの購入時には気にすることのなかった加入度数(ADD)という新しい用語が出てきますが、内容を正しく理解し、正しくコンタクトレンズを装用していただければと思っています。

また、遠近両用コンタクトレンズは遠くと近くの見え方をサポートするという、非常に特殊な機能を有するコンタクトレンズですので、つけ始めには多少の違和感が生まれやすいです。
老眼かな?と思った方は一度眼科に行き、正しく検査をしてもらうことで、より自分に適したコンタクトレンズが見つけられます。

ジョンソン&ジョンソン

ワンデーアキュビューモイストマルチフォーカル

レンズアップル ジョンソン&ジョンソンの商品一覧はこちら

商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。